ガッツのブログ 藤本正人

日々の思い 感じたこと考えたこと 

2つの出来事 教え子と大山さんから

藤本正人


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さて、暮れも押し迫ってきました。
25日に議会も終わり、全議案可決いただき、24年度の最後の仕上げとなりました。

また、一方では、各部各課が希望してきた25年度予算案を、
現実の財政を念頭に、効率的に必要度と照らし合わせて削減していく財政部の作業が開始され、
新年度への準備も佳境に入ってきたところです。

さて、もう2か月ほど前でしょうか、市内のデイサービスの文化祭にお邪魔したことがありました。
そこには自分が中学教員時代の教え子が二人勤めていて、
利用者の皆さんとお話しするのもうれしい、教え子と再会するのもうれしい、2倍のうれしいひと時を過ごさせていただいたわけでした。

その教え子の一人から今朝、メールが届きました。

いろいろ考えさせられる内容でしたので、転記してみたいと思いここにご紹介いたします。
(なお、固有名詞は全て変えて転記しました。)

(2日前、認知症の方々のお世話は大変なんでしょうね、と彼女に私がメールしたことに対しての返信)

「お忙しいのに御返信ありがとうございました(^o^)
Nくんからも、なかなかご挨拶に伺えなくすみません。ポポロン(デイサービスの名前=仮名)に来て頂き本当に嬉しかったです!
との伝言を頼まれました。
 認知症の方は、一見、可哀想に思えますが、私は、ある意味神様からのpresentだと思ってます。

身寄りもなく、お金もなく、体は不自由になる一方、下の世話まで他人にしてもらうのは、どんなに苦痛か。

でも、認知症のある方は、その苦痛から少し解放されて、迫りくる死への恐怖もないのですから。
勿論、介護する御家族は計り知れない苦労があるので、こんなこと言えませんが(T_T)

先生がポポロンにいらした時に、戦争中、パイロットをしていた、Kさんというおじいさんがいたの覚えてますか?
先生が『日本を守って頂き有難うございます』と話してくれた利用者さん。
Kさんは奥さんに先立たれ、認知症もないので、週に一回のみのポポロンの利用しか出来ません。
でも、90才近いのです。
イヴの夕方、私が慌ただしく西友(仮名)でX'masの買い物をしていると、ベンチの腰掛け、寂しそうにタバコを吸うKさんに会いました。
何をしてるのかと声をかけると、
家に居ても一人だから、ここで人を見ているのだと。
 日本のために戦いぬいた方が、今、90間際で、孤独と戦わなくてはならないのです。
胸が張り裂けそうでした。

先生、少しでも、温かい世の中にしてください。
私もNくんも、現場で戦います。

長々とゴメンね♪先生(^-^)v 」

私は市長職ゆえ、自分も頑張らねば、と思いを強くしたのですが、
公務に携わっておられない皆様には、さて、どうお感じになりましたか。

話はずれますが、昨日、活動報告を兼ねたお手紙をある方からいただきました。
大山真人さんという、並木在住の方です。

大山さんは、

「団地が死んでいく」2008.4 平凡社新書
http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&url=search-alias%3Dstripbooks&field-keywords=%E5%9B%A3%E5%9C%B0%E3%81%8C%E6%AD%BB%E3%82%93%E3%81%A7%E3%81%84%E3%81%8F

などの著書もあるノンフィクション作家ですが、「実践者」でもあります。

ご自身が住む高層マンションで「幸福亭」というサロンを開き(代表 武井康雄さん)
高齢者による孤独死などをシステムとしてネットワークをつくって防ぎ、
活動をされておられる方です。

その方がやむに已まれず活動を始めたのも、そして、教え子が日々感じていることも、
共に現代社会に通底する「何かを得るための代償」なのか・・・と感じ、ブログに載せたものでありました。

絆(きずな)の紡ぎ直しは、大変かもしれないけれど、
私たちが今やっておかなければいけないことの一つなのでしょう。

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